やっと観ましたーーーー♪久々に 興奮冷めやらぬ状態です!
バットマン・ビギンズも面白かったですが アメコミのヒーローものを前提に作っているので 子供でも楽しめる娯楽映画ですが 「ダークナイト」は アニメの実写版というものを超越してますね。
人間を描く物語はどうしても重くなってしまいますが アクションや前作に引き続きのブルース(クリスチャン・ベイル)と執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)秘書に昇格(?)のルーシャス(モーガン・フリーマン)ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)の暖かい人間関係や友情の会話でホッと出来るし そして新たな マスクを被っていないヒーロー ハービー検事(アーロン・エッカート)の信頼関係も増え 物語に深みが出てます。
ヒロインのレイチェル(マギー・ギレンホール)が ブルースではなく ハービー検事の恋人として登場したのは驚きましたが・・・。
まぁ もともと ブルースの片想いっぽかったけど・・・。
今回 物語に深みを増した 最大の要素は 悪役ですね。
ジョーカー(ヒース・レジャー) ひとつのシミもない 真っ黒な 漆黒の闇のような悪・・・。
お金が目当てのマフィアなんて可愛いもんですよ。
正義VS悪の図式ですが 完全に 悪優勢ですからね・・・。
ジョーカーは 生まれながらの悪なのでしょうか・・・?地獄を見て悪になったのでしょうか・・・?精神異常者・・・?言葉では言い表す事が出来ない闇の存在です。
ヒース・レジャーの凄いところは ちゃんと人間として存在していること。こんな徹底的な悪役は なんでもありで 死神やモンスターを演じると思えばいいのかもしれませんが 彼の演じたジョーカーは どんなに酷い救いようの無い悪でも 人間なんです。だから怖い!
今回のヒーローバットマンは 切ないですねぇ。
正義を信じて悪を絶つと言う 信念が揺らぐ姿 迷える姿が痛々しく こちらも所詮 無敵のヒーローではなく 人間なんですね。
光の射す街を目指し 彼の信念に基づき良かれと思っている事が 簡単に覆されて 市民によって追い込まれる・・・。市民は さんざバットマンを持ち上げておいて 自分達に危険が及ぶと 今度はバットマンは敵・・・。そういうもんですよね・・・・・。
そんな中 市民にとっての 光は バットマンではなく 正義の検事 ハービー!(アーロン・エッカート好きなんです私)
彼もまた 汚職警官 汚職政治家 マフィアに屈しない信念の持ち主。そして市民にとって必要なヒーロー。
ひとつの街に 2人のヒーローはいらないのですね。いてもいいのに なかなかそうはいかない・・・。
単純に ヒーローが悪を倒して ハッピーエンドの物語ではありません。
今回のヒーローは 光の騎士から闇の騎士になってしまうのだから・・・。
「ジョーカーには勝たせない。」たとえ 自分が闇に落ちても・・・。
何回か物語の中に出てくる 自己犠牲が活かされてます。
人間の悪い部分だけを描いているのではなく 良心もちゃんと描かれているところが 救いがあり 印象的なシーンにもなってます。
一筋縄ではいかない今回の物語。最高傑作だと思います。
ただ・・・アメコミなのに 子供には難しいかな?
ラストにゴードン警部補の息子が「なんで逃げるの?彼は悪くないのに。」と言うセリフ。そう 子供には まだ解らないよね〜。
億万長者で 周りの人間に愛されて ヤンチャ坊主のブルース(バットマン)が ひとつ 大人に成長した(しなければならなくなった)試練。それは あまりにも多くの犠牲を出した 辛く悲しい試練です。
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